アイリーア
今日はアイリーアというお薬を目に注射するという治療を受けてきました。
目に注射なんて始めてのことだったのですが、施術は以外に短時間で終わる内容でした。しかもなかなかに不思議体験です。
同じ日にアイリーア注射だけで4人受ける人がいたので、待ち時間が1時間以上ありましたが(^-^;
私が通っている病院は人気のところなんですかねぇ?
私は糖尿病を患っています。2013年の春~夏頃に診断されたので8年と数ヵ月ほどの歴ですね。
食事や運動の不摂生が祟って2型の糖尿病になりました。
糖尿病になってもなかなか生活習慣が改善出来ず、2021年には健康診断でHbA1cは13%以上あるというとんでもない数字になっていました。
普通は大体6%位なんで2倍以上というやばみ溢れる数字ですと思ってください!
なので目にも影響が出てきてレーザー手術や注射をしているといったところです。
私手術受けることがほとんどなかったので気にしてなかったのですが、手術中って音楽が鳴るんですね。なんだかゆったりとした楽しげな洋楽が流れてきたんです。
きれいな手術室にリクライニングシートみたいな手術台。ピカピカのライト。
そのなかに先生と看護師さんと私。
そして音楽。
不思議空間。
リクライニングシートみたいな手術台に寝てる時なんて、
高級スパに行ってる気分でしたよ!行ったことないですけど!!
目の周りを消毒をして、まぶたが閉じないようにシールや道具を使って固定して、また消毒して。(たぶん麻酔もしてました)
ピカピカに光るライトが眩しいと思っていたら
絵の具が落ちてきたんです。突然。
絵の具がどんどん広がっていって、ピカピカの光が見えなくなっていって。
目を開けているのに、世界がどんどん色を失って、黒くなって、それでも音楽はなり続けて
それで世界は真っ暗になりました。
数十秒ですぐに光が戻ってきて、見えるようになりました。
後片付けをして終わりです。
これは人によって受ける印象が違うと思います。
私は凄い、キレイ、何て言うかイマジネーションを掻き立てられる、本当に本当に不思議な体験でした。
手術なんですけど、何かの芸術品を見た時の感覚と似たようなものを感じて。
ちょっぴりの恐怖もありました。
でもね、目、閉じれないんです。まぶた固定してるから。
それに閉じても意味無いのがわかるんです。
だってそれは確かに自分の目の中で起きていたから。
自分のからだが自分じゃない物みたいに感じました。
糖尿病になって手術を受けるような状態にまでしてしまって、このような遊び心のような感情を抱くのは良くないことかもしれませんが。
この体験は絶対忘れられそうにないので、私を形作る大切な記憶にしていきたいと思います。